2005年08月27日

Blu-Ray DiscとHD-DVDが結局もの別れ

ナイズの古賀です。

次世代DVD戦争って知ってますか?DVDの新しい規格として、HD-DVDとBlu-Ray Disc(BRD)があります。特長としては、HD-DVDとBRDはともに記憶容量が大きく(現状のDVDが2層で9.4GBであるのに対し、HD-DVDは1層15GBで2層にすると30GB。BRDは1層25GB、2層50GB。)、またハイビジョンも記録できるということがあげられます。要は、どちらも規格としては、そっくりで、見ている市場も同じ。でも、その互換性はなし。ということで、歩み寄りがなければ、両規格が潰しあいを展開するって訳です。なので、VHSベータ戦争のようなことがもう一度勃発するっていう予測が立てられています。

そんなことには、なりたくないと両陣営の方々の一部は考えていたようで、ずいぶんと長く、協議を歩み寄りの協議を繰り返していましたが、結局、先日、このBRDとHD-DVDの協議はもの別れに終わりました。ということで、HD-DVDとBRDが正式に戦うことになったわけです。

果たして、どっちが勝つのか?HD-DVDには現状のDVDとの互換性が高いですし、BRDは記憶容量が大きいです。DISCを作るコストに関しては、HD-DVDに分がありそう。また、この戦争の鍵を握るコンテンツホルダー(20世紀FOXやディズニー、SONYピクチャなどなど)がどちらに多く味方しているかというと、この点では、ほぼ2分。ということで、どっちが勝っても負けてもおかしくない状況。

で、これら次世代DVDを取り巻く環境を見てみると、ハードディスク(HDD)レコーダの台頭、パソコンのAV化、IP放送、Video On Demand(VOD)の登場などなど、ビデオ周りの規格は目白押しなわけです。だから、HD-DVDとBRDはこんな色々な規格とも戦う必要があるわけです。結局のところ、BRDとHD-DVDがいわばDVDという枠内で内乱をしている間に、他の規格が台頭し、BRDとHD-DVDが共倒れっていうストーリーも十分ありえて、私自身は、そんなシナリオが一番妥当じゃないかって感じています。もちろん、BRDを搭載するって言うPS3が、PS2のように空前の普及をすれば話は別ですが。。。。

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